○
委員長(
時田裕之君)
説明は終わりました。
本件に対し、御
質疑等がありましたらお願いします。────なければ、本件を終結します。
以上で
報告事項を終わります。
────────────────────────────────────────────
△その他
○
委員長(
時田裕之君) 次に、その他として
執行部から何かありましたらお願いします。
なければ、この際
委員の方々から
執行部に対しお聞きしたいことがありましたらお願いします。
◆
委員(
依田好明君) 先日も
一般質問で大雨などによる災害対策の質問をさせていただいたのですけども、そういう中で出動の機会が多くなると思いますけれども、消防団の方の出動の際の手当というのは、今どういう形になっているのでしょうか。
◎
警防課長(江積明博君)
高崎市消防団では、それぞれ地域の実情により出動回数や訓練
状況等にも違いがあることから、出動手当といたしますと各方面隊により支給額に差が生じてしまいますので、手当としてではなく、出動等
交付金として支給させていただいております。また、7月、10月、1月、翌年度の4月、年4回各分団に支給しております。
◆
委員(
依田好明君) 各分団によって事情がいろいろ異なるのだと思うのですけども、総務省消防庁からは、災害の激甚化とか頻発化に関して、消防団員の方の処遇を改善すべきだということの通達が出されているようなのです。消火でありますとか災害出動に対して、出動報酬ということで1日8,000円をめどに支払ったほうがいいのではないかということと、年額でも標準の3万6,500円を基礎として、いずれも団員個人に自治体が直接支給するような形とすべきではないかという改善を自治体に求めているということなので、ぜひこれから災害が頻発化してくると思いますので、その辺を要望したいと思います。よろしくお願いします。
◆
委員(
荒木征二君)
高崎市の職員の人事について、ちょっとお伺いしたいと思います。市職員もこの4月に定期的な人事異動がありました。女性職員のジョブローテーションについて、確認の意味でお聞きしたいのですけども、
高崎市も全員が全員ではないですけども、
高崎市に採用されて初めの10年間で3か所ぐらいの部署に異動して、それぞれ経験を積むというのが一つのオーソドックスなスタイルだと思います、個人差はあると思うのですけれども。私が何かを調べた結果というわけではないのですが、客観的に見て、若年層の女性職員の異動先として、窓口ですとか現場対応職の職種に異動先としてなることが多いのではないかというふうに、これはもしかしたら私の思い違いかもしれないのですけども、考えておりまして、どうも総務ですとか財務、企画といった市の行政の中でも中心的、中核的なところに男性職員が偏っているのではないかなと懸念しておるのですけども、若年層の女性職員のジョブローテーション、これを人事としてはどのような配慮で行っているのかを確認させてください。
◎
職員課長(渋澤康行君) 職員のジョブローテーションについてですが、本市では人材育成基本方針の中で、採用後10年
程度の間に3か所以上の部署を経験させることにより、職員に基本的な知識を習得させ、能力を育成するとともに、職務の適性を把握することとしております。これは男女にかかわらず、そのようなジョブローテーションの推進に努めているところでございまして、これまで女性職員の配置があまりなかった職場にも女性職員を配置するなど、男女の偏りのない人員配置に努めてきたところでございます。市役所の業務につきましては、窓口業務の割合が高いことから、どうしても窓口部門への職員の配置が多くなるということがございますけれども、個々の職員の能力の育成と職務の適性を把握する上で、職員に様々な仕事を経験させるということは大変重要であると考えておりますので、そのような観点からジョブローテーションの推進に引き続き務めてまいりたいと考えております。
◆
委員(
荒木征二君) まさに今課長のおっしゃったとおりだと思いますので、ジョブローテーションには男女間での公平性を保つような視点を必ず持っていただきたいと思います。間違っても女性職員が、やっぱり窓口で、特に大事な初めの10年間を消費というか経過してしまうと、将来的に
管理職登用の問題にも関わると思うのですけども、向上心の醸成につながらなかったりだとか、そういったことも懸念されるところですので、ぜひとも徹底を重ねてお願いしたいと思います。
続けてよろしいですか。続きまして、行政デジタル推進という観点でいくつかお聞きしてまいりたいと思います。
高崎市役所も当然のことながら、職員がパソコンを駆使して日常業務をしているところですが、いわゆるイントラパソコンの配備
状況をまず確認させてください。
◎
情報政策課長(木本弘幸君) 本市におきましては、平成13年度から配備を始め、
令和4年4月現在で2,950台を配備させてもらっております。配備の方針といたしましては、職員1人1台を基本とし、業務に応じた適正な配備を行わせていただいております。
◆
委員(
荒木征二君) 2,950台というと職員総数にちょっと足りない数字なのかなと思うのです。その上であえて職種を限定してお聞きします。保育園と幼稚園職場の配備
状況というのは、今現在どうなっているのでしょうか。
◎
情報政策課長(木本弘幸君) 公立保育園、幼稚園につきましては、公立
施設30か所に合わせて104台を配備させていただいております。各園からパソコン増設の要望がありますが、業務の必要性に応じて限られたパソコンを配備している
状況でございます。今後は、業務の電子化に合わせ、パソコンだけでなくタブレットの利用などを含めて、検討、研究させていただきたいと考えております。
◆
委員(
荒木征二君) 今まさに課長がおっしゃったとおり、業務の
内容ということですけども、今現在保育園も幼稚園職場もいまだに手書き文化でして、デジタルと程遠い
状況、30
施設に104台ですから、当然300人からいる保育士さんには全く行き届いていないというのが、ちょっと苦言を呈すようで大変申し訳ないのですけども、これが実態だと思います。保育につきまして、私も
一般質問で取り上げましたけども、とにかく多忙感の解消が喫緊の課題という中で、IT、ICTの導入はもう待ったなしというふうに私は考えております。少しでもデジタルを推進して、保育士、幼稚園教諭の皆様の多忙感の解消、これは必ず
高崎市政にも恩恵をもたらすことだと思いますので、IT導入につきましては本格的に御検討いただきたいと思います。
もう一点よろしいでしょうか。続きましては、いわゆるオンライン
会議について、
高崎市役所での、今は
コロナ禍で大分浸透しているかと思うのですけども、実績はどんな
状況でしょうか。
◎
情報政策課長(木本弘幸君) オンライン
会議の実績につきましては、
令和3年度におきまして826件、
令和4年度は、5月までの2か月間なのですけれども、98件でございます。コロナの影響もあり、対面で の
会議に代わりオンライン
会議が増加している
状況でございます。
◆
委員(
荒木征二君) ありがとうございます。市役所も役所ですから、窓口申請が基本なのですけども、やっぱりちょっとした聞き取りですとか相談事というのは、そろそろこういった形でオンライン化が浸透してもいいと思っています。今、恐らく多くが行政間のやり取りだとか、あるいはこの市役所内のやり取りかと思うのですけど、これをやっぱり
一般市民の皆様にもお使いいただけるようなオンライン
会議の窓口を開いていただきたいと思っています。私のところに先日御相談していただいた個人
事業主の方なのですけども、やっぱりちょっとしたやり取りでも、ちょっと言い方が悪いですけど、役所は、すぐに来てくれという話になる、個人
事業主の方なので当然平日は稼いでいるわけでして、そんなときにお店を休んでまで行かなくていけないのか、ガソリン代がどうなのかという、そういう話もあって、私も話を聞いていて心苦しい思いをしたところです。こういったところで、申請はもちろん窓口申請が基本と私も思いますけども、ちょっとした聞き取りだとか
内容の確認だとか、そういうところは市民の皆様にもぜひオンラインを開放していただきまして、市民の皆様の利便向上に努めていただきたいと、これもまた最後に要望させていただきまして、
質疑を終わりとします。
○
委員長(
時田裕之君) ほかにありませんか。
────────────────────────────────────────────
△閉会
○
委員長(
時田裕之君) なければ、以上で本日の
総務常任委員会を閉会いたします。
午前10時36分閉会
高崎市議会
委員会条例第30条第1項の規定によりここに署名する。
令和4年6月16日
総務常任委員会 委 員 長 時 田 裕 之...